パブリケーション(株)データサイエンスコンソーシアム 代表取締役 慶應義塾大学 名誉教授 Ritei Shibata, Senior DataScientist
1973年 東京工業大学大学院理工学研究科修士課程終了 1974年 東京工業大学理学部数学科助手 1981年 理学博士(東京工業大学)取得 1984年 慶應義塾大学理工学部 助教授 1997年 ~ 2014年 同 教授 2014年 ~ 2017年 早稲田大学理工学術院 客員教授 赤池のモデル選択基準 AIC の理論的裏付けを行い,世界中で広く用いられるきっかけを 与えた.その後,米国のベル研究所と共同でデータ解析ソフトウエアSの開発にあたり, 数々の訳書や著書を執筆するとともに実践的なデータ解析の教育にあたる. また,Sの商業版である S-PLUSの日本への導入,パブリックドメイン版であるRへの移行 に携わる.1996 年ごろから,さまざまな学会活動や論文の執筆,「データサイエンス」 シリーズの刊行などを通じて,データサイエンスの重要性を提唱しその普及に努めた. 2004年から5年間,文科省21世紀COEプログラム「統合数理科学」の一つの柱として「デ ータサイエンスによる非線形現象の解明」研究教育プログラムを遂行し,ファイナンスデ ータの解析やリスク管理などの研究にも従事. 1997年からは,オーストラリアの科学技術研究機構 CSIRO と海洋生物資源の豊さと 多様性に関する共同研究にあたる.そのほか,さまざまな企業との共同研究やコンサル ティング経験も豊富. 日本統計学会員,2006年 日本統計学会賞受賞.